ロン アブエロ
1908年から3世代に渡り家族経営を続けているパナマ共和国を代表する蒸留所、
バレラ・エルマノス社によるプレミアムラムです。
パナマ共和国を代表する蒸留所が手掛けるラム
「ロン アブエロ」は、1908年に創業以来3世代に渡って家族経営を続ける、
パナマ共和国最大の蒸留所・バレラ・エルマノス社によるラムブランドです。
原料のさとうきびを1600ヘクタールの広大な自社畑で栽培し、ボトリングまで一貫生産。
ラインナップは、バランスの良さからバーテンダーからの支持が厚い「ロン アブエロ 12」、
業界初の熟成手法を用いた最新商品「ロン アブエロ トゥーオークス」、
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2020で最高金賞・金賞を受賞した 「ロン アブエロ フィニッシュコレクションXV 」、
TWSC 2021で金賞を受賞した、ブランド唯一のソレラシステムによる最高峰の「ロン アブエロ センチュリア」が揃っています。
バレラ・エルマノスの歴史
冒険家であり探検家であった、ホセ・バレラ・ブランコ(ドン・ホセ)は、故国スペインをあとにしてアメリカ大陸に渡り、最終的にパナマ共和国に根を下ろし、エレラ州にコーヒー農園を設立しました。その後結婚し、子を多く授かりました。
1908年、アシエンダ・サン・イシドロ(サン・イシドロ農園)がパナマ共和国初の製糖工場として設立されました。
1936年からラムの製造が始まりました。当初から現在に至るまで、原酒をほかから取り寄せることは行わず、
すべて自社でラムを製造しています。
1956年、「ロン アブエロ」ブランドが誕生しました。
その後二代目が蒸留器を刷新、樽を大量購入し、1978年からは大量生産が可能になりました。
112年以上経過した現在も、蒸留所は同じ場所にあり、バレラ家の三代目によって経営が続けられており、
常に新しい世代のラムのパイオニア達に影響を与え続けています。
原料からボトリングまで
一貫生産
1600ヘクタールの広大な畑でさとうきびを栽培。収穫後圧搾しますが、圧搾後の搾りかす(バガス)は燃料として再利用しています。
次に発酵。こちらも発酵後に残った残滓(ヴィナス)はさとうきび畑の肥料として再利用します。
その後蒸留を経て、加水し熟成樽に収めます。
19の熟成庫に10万樽以上が保管されています。
熟成方法は二通りあり、19のうち18か所では「ヴィンテージパレット」方式(パレット式)で熟成します。残る1か所の7,200樽のみが「ソレラシステム」で熟成されます。
「ロン アブエロ センチュリア」だけが「ソレラシステム」による熟成です。
時代を超えて愛されるラム・ロン アブエロ
ロン アブエロは、素晴らしい自然と多様性を誇る国・パナマ共和国において、環境、ひと、資源を大切にしながら、
伝統を重んじつつも常に革新的なラムを世に送り出し続けています。